vol.2「夏号 – キタにある私たちの音楽の未来」(2014.7)

2014年7月ドロップ。
キタにある私たちの音楽の未来を大胆に特集しています。

北区内のあちこちのイベントに登場して場を一気に盛り上げてくれる扇町総合高校吹奏楽部のオーギーズ。
あまり知られていないけれども、じつは天満が生まれ育ちの横山ホットブラザーズ。
キタを代表する新旧ミュージシャンの対談が特集を飾ります。

吉本興業生誕の地であることを持ち出すまでもなく、天満は大衆芸能のメッカであり続けてきました。特に明治から昭和の初めまでは多くの寄席が林立し、チンドンなどの音楽が絶えず鳴り続ける賑やかな土地であったと伝えられています。今でも日本古来の歌舞音曲が息づき、教会音楽があり、お座敷音楽を支え、豊かな音楽空間を形成しています。翻って梅田にはいま、ミュージカル、クラシック、オペラからバレエまで多様な音楽と芸能を繰り広げる梅田芸術劇場があり、ビルボードライブ大阪では世界基準のミュージシャンが、夜ごと、至高の演奏を繰り広げています。さらに西へ目を転じれば、日本の商業演劇を代表する大阪四季劇場が控えています。
歴史的な奥行きと大都市ならではの音楽インフラが充実する一方で、キタには、じつに数多くのジャンルの音楽がタコツボ的に点在しています。意欲的で、(伝統回帰も含めて)先鋭的で、純音楽的で、音楽を次の段階のものに押し上げようとするもの、世界とつながっているものを、あちこちのライブハウスやカフェで耳にすることができます。さらに、まちのなかに張り巡らされた人のつながりがキモになっている天満音楽祭のありかたも、他の音楽祭とは一線を画した、例のないものです。
しかもそれらは、ニューオリンズやダブリンのように、その土地のローカルミュージックに特化しているわけではありません。雑多で、批評精神があり、それぞれが元気で、さらにそれらがときに有機的に絡み合う。これこそがキタの音楽の風景の最大の特徴で、それらは、今後もますますグローバル化していく世界の音楽の、ひと足早い未来の姿を垣間見せているとすら言えます。
そう。キタは、世界でも有数の「音楽都市」なのです。

contents

特集「キタにある私たちの音楽の未来」
・世代を超えた天満ミュージシャン対談 横山ホットブラザーズ×オーギーズ
・未来を感じさせるキタの音楽 – SDA大阪センター協会のパイプオルガン/朝陽会館/あこや楽器店/奄美料理てぃだ/キタ歓楽街環境浄化推進協議会と音夢食堂/クロサワバイオリン大阪梅田店/ピエロハーバーートボリウッドダンス/ワイルドパンチ/天満音楽祭/南ジョージバンド「ごめんね中崎町」/シャングリ・ラ/ナオユキ/音太小屋/魚山大原流聲明愛好会「梵響座」/堂島アバンザのランチタイムコンサート・ムジカジャポニカ
・大阪ええとこ編
まちの記憶 – 60年代〜70年代をめぐるジャズの名盤と、キタのジャズ喫茶
キタのええもん キタの手みやげ – グリル佐野惣の牛すじ入コロッケ
駅探 – 扇町
そら、きっついわあ – 天神祭
モノづくり最前線 – 日本計器の〝基準温度計〟
キタと彼女のラブストーリー (第2回)- 日本舞踊若槻流師範 後藤武子さん
北区のちいき情報 – 北区の盆踊り

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