vol.19「大阪スパイスカレー号」(2021.11)

つひまぶ 202111 大阪スパイスカレー号

つひまぶvol.19号、11月号「大阪スパイスカレー キタの事情(わけあり)」をリリースしましたー。

昨年、大阪メトロのめぐり企画で『スパイスカレーめぐり』があって、何店かめぐってみるかと軽い気持ちでめぐりはじめたら、なんだかんだで全店37店舗をコンプリートしてしまうという、とんでもない夏を過ごしたのでした(笑)

スパイスカレーが流行ってたのはもちろん知っていたけれども、あんまりその手の流行りものに乗っかるタチではないので、普通に、たまに食べたいときに食べる程度でいいかな、くらいに思っていたのです。それが、なんかハマってしまって、めぐり掲載店全店制覇。

で、今まではあんまりチェックしていなかったけれども、雑誌界隈も、大阪スパイスカレー本が結構な点数出ているのですよ。毎年、賞レースみたいなのもあるし。

そういう夏を過ごして、気づいたのが2、3点。
大阪スパイスカレーって、なんかミュージシャンが店主やってるケース多いし、店内で流れてる音楽もひとくせもふたくせもあるものが多いし、Tシャツつくってるケース多いし、どういうわけかユースカルチャーと親和性が高いぞ、というのが最大の謎というか、気づいた点。

で、それなら「つひまぶ」で特集組めるんじゃないか、と思ったわけです。
「つひまぶ」でカレーやカレー店を紹介したりはしないけれども、音楽とカレーとか、ユースカルチャーとの親和性とか、大阪スパイスカレーを取り巻く文化のことなら、「つひまぶ」で掘り下げたらおもしろいぞ、と、ちまちまと企画を組み立てはじめたのが、昨年の秋くらい。

だいたい、音楽とスパイスカレーが密接に結びついているのはどうしてなのか? これにちゃんと答えてるメディアって、ないですね。なら、「つひまぶ」でやってやろうじゃないか、って。それが一番の動機だな。

ほかにも、「つひまぶ」ならではのことが、できますね。
たとえば、キタでスパイスカレーの特集をするなら、前史としての『カンティプール』を紹介しないわけにはいかないです。でも、『カンティプール』は、昨今のスパイスカレーのトレンドからは外れていて、スパイスカレーのくくりではまず紹介されないお店です。これ、「つひまぶ」で紹介する意味があります。

まだある。キタの洋食文化の創世記をつくったの阪急百貨店の大食堂だけど、そこの名物はライスカレーです。これも紹介しないてはない。

ほか、スパイスカレーの聖地化する中津、扇町公園のすぐ西に店を構えるサッチェズカリーは、スパイスカレー界では殿堂入りしているお店です。そのサッチェズさんの歴史を紐解くと、週替わり店主の『コモンカフェ』に行き着くという、じつに「キタ」文化な歴史が見えてきます。

さらに、この号をつくっている最中、太融寺町の『テンチョス』でスパイス&ハーブをふんだんに使ったクラフトコーラがクラウドファウンディングで開発されるというトピックスも飛び込んできて、それもフォロー。

さらにさらに、スパイスカレー最大の発明かもしれない「間借り」の実際についても紹介。

相変わらずの多面的に見せる、つひまぶならではのとってもおもろい特集になっていると思います。

で、最後にお伝えしたいのは、この表紙!
大阪スパイスカレーとユースカルチャーが親密に結びついているので、生半可なビジュアルでは表紙が作れないと思い、一番遠いところにありそうな、少女漫画のタッチで表紙よろしく!と、天才絵師のむしまつさんにオーダーしたら、じつにじつに「わけあり」な表紙絵を描いてくれはりました☆ この表紙絵が出来上がってきたとき、編集部でどよめきが起きましたわー。

という号です。
ぜひぜひ、ご覧くださいませー。

contents

特集「大阪スパイスカレー キタの事情(わけあり)」
・大阪スパイスカレーと音楽の幸福な関係 – ハルモニア・わかつき・ニッポンカリー オルタナ・口癖はカレー
・今や老舗のネパール料理店はいかにしてキタに根付いたのか? – カンティプール
・聖地・中津のカレー事情
・ハイカラと大衆路線 カレーが大ブレイクで洋食時代の幕が開く – 阪急百貨店

・キタのええもん キタの手みやげ – テンチョスのクラフトコーラ「日々乃コーラ」
・駅探 – JR大阪駅
・北区銅像巡礼 – 北区役所前の銅像「出会い」像
・北区マップ考現学 – めぐり企画を考える
・彼女とキタのラブストーリー(第18回) – サッチェズカリー サッチェさん

・間借りカレーの間借り方 – ザ・モチベーションショップ

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